株式会社 オスカーホーム様
業務 内容 |
住宅新築工事・住宅増改築工事 |
住 所 | 富山県富山市二口町39-1 |
売上 規模 |
全社年商88億円 |
従業 員数 |
全社270名 住宅購買グループ 9名 |
導入システム | 見積管理・原価管理・発注オプション・資材管理オプション ネットワーク7クライアント |
導入の背景 |
・積算連動型CADシステムを更新し、ネットワークでの図面データの共有化を実現。その際、共有データを活かせないかと検討。従来は各図面から数量を手拾し、業者発注はCADとは別のソフトに入力していた。 ・CADソフトのセールスマンに積算データをCADと連動して実行予算が作成できるSISCONSTを紹介してもらい、入力手間を省くことを目指した。 |
導入後の効果 |
・年間300棟分の予算作成・発注業務をなんと2人だけで対応できるようになった。 ・予算になかった原価などは、手書きの伝票で来るが、新規に入力するのは月にその200枚前後の伝票だけでそれ以外の2,000枚から3,000枚近くの伝票は内容をチェックするだけになったので大幅な省力化をはかることができた。 |
運用のポイント |
・アーキトレンドの積算データを変換して、SISCONSTで実行予算書を作成。 ・業者もほとんど自動で入力されるが、変更分を入力する。 ・一括発注機能を使って、月間2,000枚以上の伝票を発行。 ・カスタマイズされた複写伝票を業者や工場に送る。 ・工事出来高に応じて、伝票が届くのでナンバーを見て検収する。 ・検収データを自社開発の経理システムに転送して支払される。 |
今後の課題 | ・本部倉庫と加工工場の在庫管理もSISCONSTを使用して、データをテキストファイルで送受信しているが、リアルタイム処理を実現したい。 ・経理システムでは、増改築部門のデータも一緒に管理しているので、どうしても月次でデータ転送を行う必要がある。経理システムの起動や転送に時間がかかるので、改善対策を検討していきたい。 |
取材の感想 |
・オスカーホーム様では、発注・業者契約は本部に一元管理されています。全ての工事に対して高い品質とコストダウンを実現できるノウハウがここにあります。 ・現場情報などは一定期間ごとに本部に送られ、業者選定やコストなどの見直しがはかられるシステムが確立しています。 予算と実績の差異は、現状約0.6%という驚異的な成果を上げておられます。 ・それでも、利益額に直結するこの差を更に埋めることが、今後もテーマであるとのことです。 ・前身の会社で事業展開しておられた、ホームセンター経営の徹底した標準化のノウハウが、購買においても営業においても力強く活かされていることを実感しました。 |
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